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「プラス思考」とはなにか知っていますか?

「プラス思考」とはなにか知っていますか?
意外に本当の意味をご存知の方は少ないんです・・・

みなさん、こんにちは!
今日もワクワクしてますかー!!!

今日の愛媛新聞朝刊に「プラス思考 協業の視点を」という、愛媛経済同友会 西川代表幹事(愛媛銀行頭取)のインタビューが掲載されていました。
記事の後半に、このようなことが書かれていました。

「地方で導入が進んでいなかった在宅ワークも、コロナがいいきっかけになるかもしれない。愛媛銀行でも初めて行員をおおむね3分の1ずつ在宅勤務にした。それでも仕事は回る。他の会社でも同じような例はあるはずだ。プラス思考で業務を効率化し生産性を上げれば、利益につながる。
コロナを教訓に違った発想で考えないと生きていけない。『毎年コロナが来ても耐えられるような会社にするためどうすべきか考えた』と危機感を持って取り組む経営者もいる。」

プラス思考で業務を効率化し・・・のプラス思考はなにを指していると思いますか?
プラス思考というと、いつも明るく元気にポジティブなことだけ考えて、ポジティブなことをいつも言う みたいに思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、それは違います。
実は、プラス思考の本当の意味を知っている人は少ないんです。

プラス思考で大事なことは、「危機感を持つ」ということなんです。
記事の中にも「危機感を持って取り組む経営者もいる」とありますが、この部分がすごく大事なんですね。

例えば、野球のピッチャーが「俺はすごいピッチャーだ。どんなバッターも絶対抑えられる。俺が打たれるわけがない。」と思って登板し、いきなり打たれ始めたらどうなると思いますか?
ビジネスマンが「俺の仕事は完璧だ。俺は誰よりもできる男だ。だから、俺がミスなんかするわけがない。」と思って、仕事でミスをしてしまったらどうなると思いますか?

打たれることを想定していないピッチャーは、どう対処すればいいか分からず焦ってしまい、思考がストップします。その結果、打たれ続けてしまい、メンタルはボロボロになります。
ミスすることを想定してないビジネスマンは、ミスの対処法が分からず焦ってしまい、思考がストップします。ミスのフォローができず、仕事もメンタルもボロボロになります。

人は想定外のことが起こると、自己防衛本能が働くので、それを拒否し、思考が完全停止します。
頭が真っ白のままどうしていいか分からず、ただただ焦ってしまう・・・そんな状況になります。
これはプラス思考とは言えません。

真のプラス思考とは、「起こるであろう最悪の事態を分析し、その対処法を考え、起こったときは冷静に対処する。そして、いつもは、最善をイメージして行動し続けること」です。
最悪のことが起こった時に、「おっ、来たか、来たか!想定通り!」と思ってワクワクしながらも、冷静に対処していくことが大事なのです。

で、この根本は「全てを冷静に受け入れる」ってことです。
良いことも、悪いことも、まずは冷静に受け入れた後に行動をすることがとても大事なんですね。

こんなときだからこそ、「真のプラス思考」でワクワク進んでいきましょう!

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