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メンタルトレーニングでダイエットを成功させる②

「メンタルトレーニングでダイエットを成功させる」と題して、全3回に渡りお伝えする2回目です。
第1回目をご覧になりたい方は、コチラ をどうぞ。

メンタルトレーニングでダイエットを成功させる②

第1回目は、ダイエットに必要とされる「運動」と「食べる」に対する反応の速さを変えるというお話をしました。第1回目を読んでいただいた方は実行できていますか?
ちなみに私は、普段ジュースを飲みません。もっぱら炭酸水です。また、2年ほど前まではほぼ毎日晩酌をしていましたが、今は飲みません。これも反応の速さを変えたことによります。
炭酸水を飲み始める前はジュースを飲んでいましたが、お腹の出具合が気になりだしてジュースを控えようと思い出した頃、飲み物を買う時に一呼吸おくようにしていました。すると、ジュースに対しマイナス感情・マイナス思考になり、炭酸水を買うようになり、今では習慣化しています。
酒もそうですが、すごく暑い日に仕事が終わって家に帰り、風呂から出て、さぁビールだ!と思いながらも、冷蔵庫の前で一呼吸おきます。すると、ビールに対してマイナス感情・マイナス思考になり、晩酌しなくなりました。飲み会では飲みますが、普段は健康的な生活を送っています。
なにかをしようと思った時、一呼吸おき、反応を遅くすることでマイナス感情・マイナス思考にすることができます。習慣化するまで時間はかかりますが、習慣化すればなにも気にせず行動できるようになります。
では、第2回目のお話です。第2回目は、「意味を変える」です。

「意味を変える」ってどういうこと?

仕事から家に帰ると、奥さんに「ビール冷えてるわよ♬」と言われると、瞬時にプラス感情・プラス思考になります。暑い中、一生懸命に仕事をしてきて、喉がカラッカラになっているところにこんな優しい・嬉しい言葉をかけられると、風呂を出るまで待ちきれないくらいワクワクします。そして、体を洗いながら、風呂上がりにキューっと飲み干す姿をイメージして、ワクワクが爆発寸前になります。

家でくつろいでいると、ご主人が仕事から帰ってきました。ご主人は帰りが遅いようでしたので、先にご飯を食べ、たった今、食べ終わったところです。「今日、ケーキ買ってきたよ♬」というすごく嬉しい言葉!ケーキという言葉を聞き、瞬時にプラス感情・プラス思考。頭の中ではどんなケーキだろう???とケーキがルーレットみたいにグルグル回っています。そして、ケーキの箱を開けると、大好きなケーキでした。さすがはご主人。奥さんのお好みをよくご存知です。おまけにシュークリームまで!ご飯を食べたばかりなのに、ケーキ+シュークリームをペロリと食べてしまいました。

ビールとケーキ好きの方には想像できるお話ですね。「ビール」と「ケーキ」が大好きな方は、この言葉を聞くだけでワクワクします。これは、「ビール」と「ケーキ」という言葉に、感情が条件付されているからなのです。例えば、梅干しやレモンは食べたことありますよね?食べたことがある人は、「梅干し」や「レモン」と聞くだけで、唾液が出てきます。これは、「酸っぱい」という感情が条件付されているからなのです。食べたことがない人に梅干しと言っても唾液は出ません。これは、過去に経験がないから梅干しに対する感情がないのです。
このように、言葉には感情が条件付されているのです。

では、先ほどのビールとケーキに戻ります。
例えば、仕事から帰ると、奥さんに「お腹が出る飲み薬を用意してあるわよ」と言われると、どう思いますか?
ご飯を食べ終えたところ、ご主人に「激太りの素を買ってきたけど食べる?」と言われると、どう思いますか?
「お腹が出る飲み薬?そんなの飲むわけないでしょ!」、「激太りの素?そんなの食べるわけないでしょ!」となりませんか?
こんなふうに言われると、脳はマイナス感情・マイナス思考になり避けてしまいます。そして、隣でビールを飲まれても、ケーキを食べられても、既にマイナス感情・マイナス思考になっていますので、飲みたい・食べたいという気持ちになりにくくなります。
このように、回避反応にするために「言葉の意味」を変えるのです。
ビールやケーキのように回避したいものをノートに書き出し言葉を変えてみましょう。
ジュースを「激太り飲料」、ご飯やラーメンなど炭水化物を「脂肪の塊」など、マイナス感情・マイナス思考になるように変えて、家族ともシェアしてください。

では、運動を避けている場合はどうすればいいのでしょうか?
「運動」という言葉はマイナス感情・マイナス思考になり回避していますので、プラス感情・プラス思考になる言葉に変えて接近反応にしてやればいいのです。
例えば、「あんなボディラインになりたい」と憧れている人がいるとすれば、その人の名前を使うのです。
男性なら「EXILEアキラしに行こう」、女性なら「中村アンしに行こう」とか。憧れの人の名前を口に出すことで、その人が頭の中でイメージできます。もちろん、憧れの人なので、プラス感情・プラス思考です。運動している間も、憧れの人がイメージし続けられている状態になり、運動を続けられます。
このように、接近させたいものをノートに書き出し言葉を変えてみましょう。プラス感情・プラス思考になるように変えて、家族ともシェアしてください。

いかがでしたか?
このように、言葉を意味を変えるだけで、接近反応になったり、回避反応になります。
ぜひ、試してみてください。
次回はいよいよ最終章です。
お楽しみに!

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