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良い指導者・リーダーは○○○が優れているんです!!

宇和島東高校、甲子園出場おめでとうございます!
今日の決勝戦は大変すばらしい試合でした。試合が終わった瞬間、私は感動し、涙ぐんでしまいました。勝った宇和島東高校も、残念ながら破れてしまった松山聖陵高校も、全てを出し切ったと思います。
宇和島東高校は9年振り9度目の甲子園出場。平成元年に出場し、令和元年も出場という快挙つきです。愛媛県59校・58チームの代表として、甲子園で暴れまくってもらいたいです。
本当におめでとうございます!

スポーツには、良い指導者の存在が欠かせません。
宇和島東高校の長滝監督は、就任1年目で甲子園出場を決めました。試合中は、温和な表情でにこやかにされている姿が印象的でした。選手を信じていたのでしょうね。
企業も同じなのですが、業績を上げるためには、良いリーダーの存在が欠かせません。
スポーツも企業も、良い指導者・良いリーダーが成績に大きな影響を与えています。
良い指導者やリーダーは何が優れているのでしょうか?

それは、目標の与え方です。

チームの目標、個人の目標の与え方が素晴らしいんです。
目標を与えるためには、チーム(組織)全体のことをよく見ていないといけませんし、チーム(組織)に所属している一人一人をよく見ていないといけません。
現状がどんな姿なのかを客観的に見て、把握しておく必要があるのです。
そして、今の実力から考え、今の実力に合わせた目標をチーム(組織)・個人に与えることが大事なのです。
例えば、練習試合でも毎試合負けているのに、目標は甲子園出場だ と言ってもピンとこないでしょう。毎月1件しか契約が取れない営業マンに、来月は目標50件だと言っても無理としか思えないでしょう。

目標とは、「今の実力から考えて、努力すれば達成できること」です。
目標は大きいほどいいと言いますが、現実とかけ離れ過ぎてはいけないのです。
良き指導者・良きリーダーは、今の姿を客観的に見て、努力すれば実現できる目標をチーム・個人に与え、目標を達成できる喜びを体感させているのです
目標が達成できれば、次の目標、次の目標・・・と、成功体験を繰り返しさせることで成長させていきます。
大きな目標達成のためには、小さな目標の積み重ねしかないのです。
イチロー選手が大リーグに移籍し、シーズン最多安打を打った際に記者から次の目標は?と聞かれ、「次のヒットです」と答えたことは有名です。

「人が入ってもすぐ辞めてしまうんです・・・」と経営者や人事担当者からよくお聞きします。人が辞める理由の50%以上は人間関係です。新しく入った人は不安でいっぱいです。仕事が忙しいと、教える側は教える時間が取れず、ついつい放ったらかしになってしまいがちです。
すると、新しく入った人は、「私ってここにいる必要あるのかな?」と思ってしまいます。
せっかく入った人が辞めずに続けてもらうには目標を与えることです。「今日は○○○できるようになろうね」と分かりやすい目標設定をして、達成できたかどうかを見てあげるんです。達成できたら「すごいね!頑張ったね!」と認め、達成できなかったら「惜しかったね。また、明日頑張ろうね!」と声をかける。たったこれだけで、辞める理由がなくなります。

指導者・リーダーは、達成できたという自信をつけさせ、そして、達成できたことに感動させることが大きな大きな役目です。
ぜひ、目標を与えて、可能性を伸ばしてあげてください。

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