あなたの口グセはなんですか?
「あー、しんどー」
「疲れたー」
「つまらなーい」
別に大して深い意味はなく、ついつい言ってしまう言葉ってありませんか?
本当にしんどいわけでもないのに「しんどー」、本当に疲れているわけでもないのに「疲れたー」、ちょっとやる気がなくなっただけで「つまらなーい」。
他にもたくさんありそうですね。何気なく言ってしまう言葉。本気じゃないのに言ってしまう言葉。
今回は、この「言葉」についてお話ししたいと思います。
人にはいろいろな癖(クセ)があります。
良いクセならもちろん大歓迎なのですが、自分には分からない悪いクセを持っている場合があります。
大抵の場合は、人から指摘されて初めて気づきます。
なぜなら、クセは無意識に出るからです。
そのクセをうまくコントロールすることで、仕事やスポーツ、そして、人生までが大きく変わるとしたらどうですか?
クセをコントロールすることで、全てがうまくいくとしたらどうですか?
ちょっと怪しい感じになってきましたが、決して怪しくありません。
行動や言葉のクセをコントロールすることで、得られる結果が大きく変わってくるんです。
冒頭で、ついつい何気なく使っている言葉についてみなさんに尋ねました。
この言葉、口に出すことで大きな影響があります。
人の身体は、良い言葉を使うと、良い状態になります。
逆に悪い言葉を使うと、悪い状態になります。
例えば、冒頭の「あーしんどー」「疲れた」という言葉。
本当にしんどくなくても、本当に疲れていなくても、ついつい言ってしまうことってないですか?
言葉は、言霊といい、不思議な力があると昔から言われています。
言葉自体にはそれほど意味はないのですが、どんなときにその言葉を使うかということが脳に記憶されています。
ですので、その言葉を言うと、脳はそれを実現しようとするのです。
先ほどの「しんどー」や「疲れた」。本来は、体がクタクタになったときを表し、そうなったときに使う言葉なのですが、それほどしんどくないとき、それほど疲れてないときに口に出すと、脳はそれを信じて本当に身体がだるくなったり、疲れがどっときたりします。
これは、脳が「思い」より「言葉」を信用し、言ったことを実現しようとするからです。
逆に、本当にしんどいときや、疲れているときに「あー、身体がすごく軽い!」と言うと、脳はそれを信用し、本当に身体が軽く感じるのです。
このように言葉はすごく大事ですので、普段から意識して良い言葉を使うようにしましょう。
楽しいー!
うれしー!
ありがとう!
サイコー!
私って天才!
これらの言葉を口に出すと、脳はすべて実現します。
これは言われた言葉も同じです。
例えば、子供に、決して本気では言ってないと思いますが、「あんた、ほんとバカじゃね」となにかあるごとに言っているとします。
すると、子供は「バカ」を実現しようとします。
「あんた、本当に勉強できんね」と言われると、勉強ができないを実現しようとします。
ですので、子供には「あんた、天才やねー」と言ってあげて下さい。すると、天才を実現します。
「やさしいねー」と言われた子供は優しい子に育ちます。
自分にも子供にも周りの人にも、何気なく良い言葉を使いましょう。
きっと、あなたとあなたの大切な方の人生が大きく変わりますよ。