イメージの力!
「あー、金持ちになりたいなー・・・」
こんなことを思ったことはないですか?
私は頻繁に思います(笑)。
テレビで豪邸を紹介するテレビを観ると、自分の部屋はあーして、趣味の部屋をあー作って、リビングにはあんなソファーを置いて、ガレージはガラス張りでフェラーリを置いて、庭は・・・みたいな妄想レベルのことを頭に思い浮かべながら、見入ってしまうことがあります。
みなさんは、こんなことないですか?
人に話すと「そんな夢みたいな話・・・」と笑われてしまうかもしれませんが、こんな他愛もないことが現実に起こってしまうとしたらどうですか?
頭の中で思い描くだけで、願望や夢・目標が現実になるとしたら、あなたはどうしますか?
ここで一つお断りしておきます。
私は決して怪しい者ではありません。普通の人が見えないようなものが見えたり、そんな人と会話ができたりということもありません。ですので、安心して続きを読んでください。
思い描くだけで実現したら苦労しないと思われるでしょう。しかし、なりたい自分の姿があったり、夢・目標をお持ちの方は、まず、その姿を思い描く=イメージすることがとても重要なんです。
と言いますのも、私たちの脳には、「イメージしたことを実現しようとする、また、イメージと現実を区別できない」という特徴があるからです。
イメージして、脳に達成した状態を記憶させることで、そのイメージを実現しようと身体が動いていくんです。
多くのアスリートはイメージトレーニングを取り入れています。それも、試合中だけでなく、どのように会場に入り、どのように試合を進め、どのように勝ち、勝ったことで誰が喜んでくれているのかを詳細にイメージしています。
水泳の池江璃花子選手は、5歳の頃からイメージトレーニングが日課になっているそうです。
2018年8月21日の産経新聞に書かれていた記事から少しご紹介いたします。
5歳で全泳法をマスター。この頃から日課としているのが、現在まで続くという眠る前のイメージトレーニングだ。
ベッドで目を閉じ、各選手がスタート前に集められる会場の招集場へ。そして、気持ちを高めてスタート台に立ち、水中で思い切り水をかき、記録を確認。さらに勝利インタビュー。フォームが乱れたり、順位が落ちたりすると、最初からやり直すという徹底ぶりだ。幼少期から何度も何度も、最高の自分をイメージしてきた。「心に描き続けた願望はきっと実現する」。これが母の教えだった。
池江選手のご活躍はみなさんご存知の通りと思います。もちろん、イメージだけでは良い成績を残すことはできませんので、練習が必要ですし、本番で能力を発揮できる力が必要です。
しかし、イメージができなければ、自分の目指すものが見えないので、どこにどのように思いや力を向ければいいのかが分かりません。
ですので、夢・目標を実現するために一番最初にすることは、「ワクワクする夢・目標をイメージすること」です。
高校球児であれば、甲子園に行った後に自分や周りの人がどうなっているか、ビジネスマンであれば、営業成績No.1になったときに、自分や周りの人がどうなっているか、そこに辿り着くまでのプロセスと、達成した状態を詳細にイメージしてください。
必ず、あなたの夢・目標は実現します!