心を豊かに育む人財育成の方法
「社員にやる気が見られんなー・・・」
「問いかけても反応ないなー・・・」
「もっと自分からすすんでしてくれたらええのに・・・」
いろいろな社長様とお話をすると、このようなことを仰る方が意外に多いです。
世の中は人不足と言われています。どこの企業様も良い人財を確保したいと思われていることでしょう。
しかし、理想と現実のギャップに頭を悩ませている社長様は少なくありません。
私自身、かつてはそうでした。
採用担当として新卒・中途・パート・アルバイトを募集するときには、良い人に応募してほしい・良い人に入ってほしいという思いでした。
しかし、そんなにうまくいきません。
なぜでしょうか?
それは、理想自体が曖昧でしたし、さらに、理想はどんどん大きく膨らんでいくからです。
これは、なにも採用に限った話ではありません。どんな場合においても、理想はどんどん大きく膨らんでいくものです。ですので、いつまで経っても、理想通りの人に出会えないのです。
そんなことを繰り返しているうちに、自分の考えがおかしいんじゃないかと思うようになりました。
新しく入った方が理想に近くなるように、こちらが接していくしかないな と。
そう思うと、面接するときに、「この方がどんなふうになっていくかなー」と、面接自体が楽しく、ワクワクするようになりました。そして、その方のいろいろな側面を見たいので、面接時にいろいろなお話をするようになりました。
そんな感じで採用すると、面接時に情が入っていますので、入社後はその方が良い人財になるようにフォローを心がけるようになりました。たとえ、仕事を一緒にする機会はないとしても、会ったときに一声かけてあげるだけで安心してもらえるような気がしてました。
赤ちゃんが生まれてくるときに、「元気に生まれてきますように」と願っても、「良い子が生まれてきますように」と願う親はいないですよね?
多くは、「良い子に育ちますように」と願うでしょう。
「良い子が生まれてきますように」というのは、応募をかけるときに「良い人が入ってきますように」と願うのと同じで他責です。
しかし、「良い子に育ちますように」というのは、「これから愛情をかけて一生懸命面倒を見ますので、どうか良い子に育って下さい」という気持ちが込められています。採用した人が良い人財になってほしいと願うのと同じです。
子供も社員も愛情をかけた分だけ、良い人になっていきます。
私が考える人財育成は、技術や知識を教えることだけではありません。仕事をしていれば、時間に差はありますが、技術や知識は自然に身についていきます。
それよりも大事なことは、心を育むことです。心を育むためにとてもとても大切なことは、上司の言葉と表情です。
プラスの言葉をかけられた人、プラスの表情をされた人は、心豊かに育まれます。しかし、マイナス言葉をかけられたり、マイナスの表情をされた人は、心が豊かになりません。
難しいことをしなくて全然いいんです。
「おはよう!」
「いつもありがとう!」
「いつも元気だね!」
「いいねー!やってみたら!」
「今日も一日お疲れ様!」
と、笑顔で言葉をかけてあげるだけで、社員さんはやる気に満ちていきます。
社員さんの姿は自分の姿。
「社員さんにやる気が見られない」と言う前に、ご自身がこれまでどのような言葉をかけ、どのような表情で接してこられたかを一度お考えになられ、改善点があると思えば、すぐ実行に移しましょう!!
とは言っても、具体的にどうすればいいか分からない・・・と言われる社長様は、お気軽にご相談くださいませ。
社長様のいろいろなお悩みを一緒に解決していきます!
考えている、悩んでいる、迷っているだけではなにも解決しませんよ。
大きな未来のために、一歩踏み出しましょう!!
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