ピンチの時は、強気の自分になる!
第101回全国高等学校野球選手権愛媛大会のベスト16が出揃いました。
新居浜勢は、新居浜西が勝ち進んでいます。次戦は26日で、対戦相手は川之江高校。はっきり言って強豪です!
しかし、一回戦は、松山商業に7-2で勝ちました。ですので、川之江高校にも勝ちます!
新居浜市民のみなさん、甲子園に新居浜西高校歌が響き渡る姿をイメージしてください!それが、選手たちの力になります!みんなで熱い応援をしましょう!
3年生は最後の夏です。既に、悔し涙を流した選手もたくさんおられますが、負けても「楽しかった」と思える試合をしていただきたいです。
負けても「楽しかった」とはなかなか言えないかもしれませんが、「楽しむ」ことができれば、どんどん結果が出ます。これは、サッカーでも、バトミントンでも、バレーボールでも、柔道でも、勉強でも、仕事でも同じですが、「楽しい」ことしか続かず、「楽しく」ないと良い結果は出ないんです。
ですので、最高の結果、自分が望む結果を出すためには「楽しむ」ことです。
しかし、試合中に勝負に大きく影響するミスをしてしまうと、楽しめなくなります。
「あー、なんであんなミスをしてしまったんだ」
「あー、なんて俺はダメなんだ」
と、ミスをした自分を責めてしまいます。責めてしまうと、気分が落ち込んでしまい、また同じミスをしてしまう可能性があります。
野球だと、1点勝ち越している場面でエラーをしてしまい、逆転されてしまった。「ヤバい、これで負けたら俺のせいだ」こんなことが頭によぎるかもしれません。いくら仲間から大丈夫と声をかけられても、「俺のせいだ、俺のせいだ」となると、急に身体が動かなくなり、いつもなら捕れる打球に足が追いつかず捕れなかったり、打席でもバットが出なかったりしてしまいます。
もちろん、「しゃーない、しゃーない」と楽観的になってはいけませんが、このような場面では、気持ちを入れ替えることが重要です。
どんな気持ちにするかと言いますと、「強気」です。ミスをしてしまった場面では「強気」の自分になるのです。
エラーをしてしまったら、「よーし、次こそ絶対捕ってやる。俺の所に飛んでこい!」とこんな感じです。
エラーをすると、「うわっ、次またエラーしたらどうしよ。俺の所に飛んでくるなー」とついつい弱気になってしまうことがあるかもしれません。
一打逆転の場面で三振してしまった。次の打席も再び同じ場面で回ってきた。「さっきも三振だった。フォアボールになってくれー」と思うことがあるかもしれません。しかし、これらは逆効果です。
脳の中では、エラーしている自分のイメージ、三振している自分のイメージがリピートされていますので、必ずと言っていいほどまたエラーや三振をしてしまいます。
ですので、強気の自分で、難しい打球に追いついて好捕している自分の姿をイメージすれば、エラーはしません。
強気の自分で、きれいなセンター前ヒットをイメージすれば、ヒットが打てます。
なぜかと言いますと、
脳は、現実とイメージの区別ができず、また、イメージ通りに身体を動かそうとするからです。
ピンチになったときには、いかに強気の自分を作るかがとても大事なのです。
ピンチを克服し、ピンチがチャンスに変わる、逆転のシナリオを思いっきり描いてください。