TELハラってなに???
TELハラ???
TELハラってなんじゃ???
今朝、新聞を読んでいると
「TELハラ」という初めて聞く言葉が
テレビから聞こえてきました。
えっ?
なになに?
と思ってテレビを観ると、
新入社員さんが上司や先輩社員に
電話に出ろと言われることだそうです。
スマホ世代の若い方の連絡手段は
電話ではなくSNS。
電話はほぼしないのです。
したとしても、確実に誰かわかる人だけ。
固定電話を使った経験も少ない若い方は
誰かわからない電話に出るのが
恐怖なのです。
さらに、会社では、
お取引先の名前も知らないし、
聞き取れなかったり、
聞き間違えたりするので
さらに恐怖を感じてしまうのです。
コレ、よくわかりますねー
固定電話がわからないということではなく、
(私は黒電話世代ですから)
スマホに登録していない電話番号が出ると
うん?誰だろ?と一瞬ためらいます。
マンション投資しませんか?
みたいな怪しい電話もかかってきますから。
私が若い頃、会社の電話に出ると、
「○○だけど、○○課長いる?」
と、お客様(お取引様)が社名も名乗らず
かかってきてビックリしたことがありました。
今じゃ考えられないですけどね
この電話応対、
ストレスを感じて、電話に出るなら辞めるという
新入社員さんもいるそうです。
上司や先輩からすると
「新入社員は電話ぐらい出ろよ!」
「電話に出れないと仕事にならんだろ!」
「電話に出て取引先を覚えるんだよ!」
ということなのでしょうが、
SNSに拒否反応を示す上司や先輩が
今すぐTikTokをやれ!と言われていることと
同じと思います。
電話に出るのは当たり前 という上司・先輩の
価値観・固定概念と、
連絡手段はSNSで電話は必要ないという
若者の価値観・固定概念、
この両者のギャップを縮める必要がありますね。
せっかく入ってきた新入社員さん。
電話応対で辞めるのはもったいない・・・
そう思いませんか?
電話に限らず、
ただ「やれ!」と言われて
イヤな感じになり辞めてしまう・・・
すごくもったいない
私の経験上、
新入社員さんが辞める原因で最も多いのは
「ほったらかしにされている」
と感じることです。
仕事をバーンと投げられて
見て覚えろ、やって覚えろ、失敗して覚えろ
みたいなことです。
俺が若かった頃は・・・と言うのですが、
これではなかなか人は育たないと
私は思います。
人を教える・育てる方法を学ぶことが
大事ですね。
教える・育てる方法で大事なことがあります。
それは、
教わり方・育てられ方を学ぶこと
こう言われると分かりづらいな
こう言われるとできないな
こう言われるとイヤな気持ちになるな
まずは相手の立場になって考えること。
これが一番大事ではないでしょうか。
昨日、新入社員研修をさせていただきました。
みなさん素直でやる気マンマンです!
この方たちが成長していったら~
と考えただけでワクワクしました♬
だからこそ、
大事に育てていただきたいですし、
だからこそ、
新入社員さんの立場になって“教える”
ことを切にお願いしたいです。