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「なんのために」「誰かのために」が諦めない心をつくる

昨日からラグビーワールドカップが始まりました!
日本は初戦のロシア戦を見事に30-10で勝利!!
格下相手とは言え、フィジカルではロシアが上。試合開始後は選手に固さが見られ、早々に先取点を許してしまいましたが、「ONE TEAM」というスローガンのもと、全員がひたむきに貪欲にプレーし、見事に勝利を掴みました。
私はラグビーのルールがいまいちよく分かりませんし、ドラマ「ノーサイドゲーム」でラグビーに興味を持った「にわかファン」ですが、仲間のために必死で自分より大きい外国人選手にタックルする姿は心を揺さぶられます。
4年前の南アフリカ戦での歴史的勝利を超える快進撃を期待します。

みなさんご存知の通り、ラグビーは激しいスポーツです。球技ではありますが、格闘技の要素もある、とてもハードなスポーツです。
選手は度重なるケガで満身創痍。試合中も大きなケガが常につきまとっています。
代表で一番小さい166cmの田中史朗選手は、奥様に、「試合中に死んだら、いい人を見つけて再婚して」と伝えているそうです。
そんな状況で、なぜ選手たちは死を覚悟してまでも試合に臨んでいるのでしょうか?

それは、「なんのため」「誰かのため」が選手の諦めない心をつくり、「絶対勝つ」と思わせているのです。
アスリートは、小さい頃から競技を始め、多くの人に支えられてきています。昨日もスタンドは桜のジャージーを着たサポーターで超満員でした。多くのサポーターに支えられた選手は、応援に後押しされ、120%、150%、200%の力を発揮します。それ以上に選手を支えているのは、恩師や家族です。
主将のリーチ・マイケル選手は、15歳で日本に来て、「日本で育った」と言っています。23歳で日本国籍を取得し、日本人になりました。言葉も通じない国に若干15歳で来て、私には全く想像できない苦労があったと思います。恩師や仲間、そして、家族への恩返しが「絶対に勝たなければならない理由」なのです。
他の選手も同じです。家族の支えが選手の力になっているのです。

人は、「自分のため」だけでは「限界」がきます。そして、壁や逆境を乗り越えられないんです。自分のためだけに力を発揮しようとすると、ある程度で満足したり、満足して燃え尽きてしまうことが往々にして起こります。
しかし、「誰かのため」の力は、圧倒的な能力を発揮させ、絶対に諦めない心をつくります。

これはスポーツだけではありません。仕事も同じです。
私が行う新入社員では、なんのために働くのか?を考えさせます。なんのために働くのか?なんて、学校では決して教えてくれません。
「なんのために」が見えて、そして、働くことを応援してくれる、また、感謝したい・恩返ししたい「誰か」が見えたときに、なんのために働くかがその人の人生の意味になります。

働くことに疲弊している人がたくさんいます。働き方改革で、表面だけ整えても全く意味はありません。
「なんのために」・「誰かのために」を見せてあげることこそが、本当の働き方改革ではないでしょうか。
企業様には、ぜひこのことを共に考え、共に学ぶ時間を取っていただきたいです。

とは言っても、どうすればいいか分からない・・・という企業様・団体様には、笑人士がサポートさせていただきます。
企業に寄り添い、働く方々に寄り添い、一緒に「なんのために」・「誰かのために」を考えていきましょう。
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みなさんの光り輝く未来を応援しています。

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