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”笑人士”の想いを伝えます。

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笑顔の魔力

『元手がいらない。しかも利益が莫大。
与えても減らず、与えられたものは豊かになる。
一瞬間、見せればその記憶は永久に続くことがある。
どんな金持ちでも、これなしでは暮らせない。
どんな貧乏人も、これによって豊かになる。
家庭に幸福を、商売に善意をもたらす友情の合言葉。
疲れた者にとっては休養、失意の人にとっては光明。
悲しむものにとっては太陽、悩めるものにとっては自然の解毒剤となる。
買うことも強要することも、盗むこともできない。
無償で与えてはじめて値打ちが出る。』
デール・カーネギー著 「人を動かす」より

これは、何かについて書かれています。
その「何か」とは何か分かりますか?

ヒント1.ディズニーランド
ヒント2.最近の甲子園でよく見られます
ヒント3.渋野日向子選手

もうお分かりですね?
答えは「笑顔」です。
このブログでも何度も笑顔についてお話ししていますが、今回も笑顔のお話しをいたします。

若い後輩から、「仕事がもうしんどいです。何をしてもうまくいきません。問題も多いです。どうすればいいですか?」と相談されることがよくあります。私は必ずこう答えます。
「上向いて笑っとったらなんとかなるよ」
相談してきた後輩は、相談相手を間違えたと思ってることでしょう。でも、これは紛れもない事実です。私自身、これまでの苦難を「上向いて笑って」乗り越えてきました。
世の中になんとかならないことはありません。なんとかならないとしたら、なんとかなると思うことを止めた時です。なんとかなると思えば、なんとかなるのです。
そのためには、プラス感情が大事です。プラス感情を作る最も簡単で誰にでもできる方法こそが笑顔です

今年の甲子園でも笑顔が溢れています。一昔前は、試合中に白い歯を見せるな!と怒られていました。笑顔でいると、真剣じゃないと思われていました。
もちろん、真剣な表情ですることは大事です。しかし、真剣な表情でい続けると、感情と思考が固まってしまいます。エラーをした後、ほとんどの人は自分のミスを責めます。大事な場面であればあるほど、自分のミスを責めます。監督から怒鳴られるかもしれませんし、仲間も冷たい目で見るかもしれません。こんなときの心理状態は、「うわ、エラーしてしまった。どうしよう。次もエラーしたらどうしよう。もう、俺のところに飛んでくるな。」
こんな心理状態でいるときに、打球が飛んでくると、エラーする確立は極めて高くなります。それは、マイナス感情に支配され、プレッシャーがかかり、身体が硬くなってしまうからです。これでは、本来の力を発揮できません。

このような場面こそ、気持ちを切り替え、能力を最大に発揮できる状態にすることが必要です。気持ちを簡単に切り替える最も簡単で誰にでもできる方法が笑顔です。
笑顔を作ると、どんなに気分が落ち込んで、苦しく、しんどい状況でも脳はプラス感情になります。
プラス感情の時にこそ、能力を最大に発揮することができるのです。
ですので、いつも笑顔でいることが能力を最大に発揮できる状態なんです。
甲子園でも笑顔が溢れています。打たれても笑顔、エラーしても笑顔、凡打でも笑顔、もちろん、いい場面で打ったり、ファインプレーをしたときも笑顔です。一昔前は、試合に負けるとほぼ全員の選手が泣いていましたが、最近は負けても笑顔の選手が多いです。負けた悔しさ、悲しみに浸ることはもちろん大事なのですが、よくやったと自分を肯定するためにも早く笑顔で切り替えた方がいいのです。
渋野日向子選手もラウンド中は笑顔が絶えません。ゴルフはメンタルのスポーツ。感情をコントロールできる選手が勝つのです。
ビジネスも同じです。いい仕事をするためには、いつもプラス感情でいることが大事です。そのためには、笑顔でいることが大事です。

そして、カーネギーも言ってますように、笑顔は周りの方を幸せにします。
自分も周りも幸せにする笑顔。お金は一切かかりません。最高です!
笑顔の魔力にぜひ取り憑かれてください。

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