BLOG

”笑人士”の想いを伝えます。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. メンタルトレーニング
  4. メンタルトレーニングはメンタルを鍛える、強くする?

メンタルトレーニングはメンタルを鍛える、強くする?

”メンタルトレーニング”という言葉を聞いたことがありますか?
聞いたことがないという方も、「メンタルを鍛える」とか「メンタルを強くする」ということは聞いたことがあるでしょう。
大事な本番で、普段できていることが緊張のあまりできずに失敗してしまうと「あー、俺はメンタルが弱いな」と自分を責めてしまうでしょう。
スポーツの世界でもビジネスの世界でもメンタルは重要だと言われています。大事な本番で力を発揮するために生まれたのが ”メンタルトレーニング” です。
では、一体メンタルトレーニングはどのように生まれたのでしょうか?

目次

メンタルトレーニングはメンタルを鍛える、強くする?

メンタルトレーニングが生まれたのは今から60年以上前の1950年代です。
旧ソ連で、宇宙飛行士が宇宙に対する不安や心配事、プレッシャーを解消するためのトレーニングとして始まったのがきっかけです。
これがスポーツにも応用され、1957年に旧ソ連のオリンピック強化チームが導入したのが始まりと言われており、1984年ロサンゼルスオリンピック前にアメリカとカナダが本格的に導入し、この2国がオリンピックで大きな成果を上げたことで世界的に注目されるようになりました。
日本では1981年頃に導入されました。ロサンゼルスオリンピックでアメリカとカナダが大きな成果を上げたのを目の当たりにし、1985年から本格導入されました。

”メンタルトレーニング” と聞くと、”精神・心を鍛える” というイメージがあり、「苦しいことや辛いことに打ち勝つように我慢や鍛錬を重ね、精神力を付ける」と思っている方がいらっしゃいます。
昔の日本、少なくとも私が中学生の時(今から30数年前)は、先輩は神様で、何を言われようが、どんなに理不尽なことをされようが絶対に口ごたえしたり、逆らってはいけませんでしたし、1年生は技術的な練習を全くさせてもらえず、ひたすら筋トレ。それが終われば先輩が練習しているのを中腰で声を出しながらただ見るだけ。声が小さいと怒られ、笑うと「歯を見せるな」と怒られ、真夏のどんなに暑くて喉が渇いていても水は飲めず。これになんの意味があるんだろう?と思いながらも、それが当たり前でしたので、口に出すこともありませんでした。
このような理不尽に耐えてこそ精神・心が鍛えられると思われていました。昔からの日本文化の名残なのかもしれません。
確かに、理不尽なことをたくさん経験すると、少々のことではへこたれなくなります。「あんなに辛い思いをしてきたのだから、これぐらい耐えられる」と。しかし、これでは成果を上げられるようになるまでとんでもない年月がかかってしまいます。精神論・根性論だけでは、成果は上がらないのです。
ですので、メンタルトレーニングで ”精神・心を鍛える” というのは間違った認識なのです。

メンタルトレーニングとは一体なにか?

では、メンタルトレーニングとは一体なになんでしょうか?
メンタルトレーニングは様々な団体がそれぞれの考えでいろいろな手法を確立しています。
しかし、どの団体も精神論・根性論ではありません。

私は、ある団体の手法を勉強しました。今も継続して勉強しています。
その手法は、「スーパーブレイントレーニングSBT)」です。
これは、一言で表すと、「脳を最高の状態にする」という手法です。
この手法で、これまでにオリンピックの金メダリスト、スポーツ界の超一流選手、甲子園優勝校、ビジネス界の成功者などを数多く輩出しています。
これはどういう手法なのでしょうか?

人の脳は、コンピューター10万台以上の能力があると言われています。これは、東大生など天才と言われている人の脳も、私のような凡人の脳も全く同じなのです。そして、人は脳の能力を全て発揮しているわけではありません。天才と言われている人も、脳全体の数%しか使っていません。しかも、天才と私のような凡人の差はたった1%、つまり、天才と言われている人は、1%の脳を多く使っているだけなのです。
では、この1%の差はどこからくるのでしょうか?

1%の差は「思い込み」の差

まず、「努力すれば夢は叶う、目標が達成できる」とよく言いますが、これは間違いです。
努力だけでは夢は叶いませんし、目標も達成しません。確かに努力すれば、努力を続ければ技術力は身につくでしょう。しかし、「夢が叶う、目標が達成できる」とは全く別問題です。
世の中には、夢を叶えている人、成功している人がたくさんいます。オリンピックで金メダルを獲ったり、スポーツの世界で華々しい成績を上げていたり、ビジネスの世界でも一代で世界的企業に成長させている人がたくさんいます。
しかし、そのような人はごくごく僅かな人で、世の中のほとんどの人は、夢を叶えられない、目標を達成できない、成功していない人です。人の脳は全く同じなのに、なぜこんなに差があるんでしょうか?

それは「思い込み」の差です。
夢を叶えている人、目標を達成している人、成功している人は「絶対できる」と思い込んでいるのに対し、夢を叶えられない人、目標を達成できない人、成功していない人は、「絶対できると思い込めない」のです。
すなわち、「絶対できる」と思うことが難しいので成功しないのです。
なぜなら、人は過去の経験で判断しているからです。人の脳は、プラスイメージより、マイナスイメージを記憶する特徴があります。嬉しかった、楽しかったという記憶より、苦しかった、辛かった、痛かった、大きな失敗をした、とんでもない恥をかいたなど、マイナスのことを強烈に記憶しています。ですので、夢を叶えたい、目標を達成したいと思っても、脳は過去のマイナスの記憶データを引っ張り出し、「私にはムリだ、できない」と思ってしまうのです。

エジソンは電球を発明しました。実験に際し、フィラメントの材料となる物質を約6000種類集めました。そして、実験を始めましたが、毎日毎日失敗の連続でした。その実験の日々の中で、あるとき竹が最も適していることを発見し、さらに竹の中でも最も適しているものを探すべく、世界中から1200種類の竹を集め実験し、その中から最も寿命が長いものを見つけ完成にいたりました。
この間、共に実験をしていた仲間は「これだけやってもムリなのだから、完成しなから諦めよう」と何度も言ったそうです。しかし、エジソンだけは絶対にできると思い込んでいたため完成できたのです。
ライト兄弟が飛行機を作れたのも「人は必ず空を飛べる」と思い込んでいたから、人類初の月面着陸も「月に行ける」と思い込んでいたからです。
「思い込み」こそが「大きな人生の差」、すなわち、「成功できる人とできない人の差」なのです。

SBTの効果とは?

SBT(スーパーブレイントレーニング)は「脳を最高の状態にする」と言いました。
「脳が最高の状態」とは、「絶対できる」と思い込めるようになることです。
先ほども言いましたが、世の中のほとんどの人が成功しないのは「思い込むことが難しい」からです。
ですので、「絶対できる」と思い込めるようにすることで、夢・目標が達成できるのです。
スポーツでも仕事でも、努力しているのになかなか成果が出ない、子供の成績が上がらない、なにをしてもうまくいかないという人も、脳の使い方を変えるだけで驚くような効果が出ます。
では、具体的にどうするか?と言いますと・・・と、書きたいところですが、これから先は一緒に研修で学んでいただければ分かります。

まとめ

メンタルトレーニングとは一体なにか?をお分かりいただけたでしょうか。
なにか洗脳されるんじゃないかと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは全くありません。あくまでも、脳の使い方を変えるブレイントレーニングです。これにより、個人の成果UPも、企業内のチームの成果UPも達成できます。
悩まれている方はぜひお声掛けくださいませ。一緒に夢・目標を達成しましょう!

 

関連記事